コロナウイルスによって奪われたものは様々ある。オリンピックといった大きな行事もそうだが、旅行・ショッピングといった娯楽のための外出、対面式の授業など、大きくまとめれば、「当たり前」の大学生活が奪われたこと、これが自分にとっては苦痛である。今年から始まるゼミやサークルの新歓、そのほかの行事、楽しみにしていたこと準備していたもの全てが消えてしまう、このことに対して、自分の努力が無駄、否定されたように思われた点で、虚無感・絶望感を感じずにはいられなかった。一方で、これまで親しかった友人は誘えば会えたこと、実は当たり前ではないことだとも思わずにはいられなかった。

確かにこのウイルスのせいで失ったものは多い。しかし、日常生活の大切さ、「当たり前」の脆さといったことを実感できた。それゆえ、某漫画の主人公たちのように「くいのないように生きる」ことが我々人類が元の生活を取り戻した時に必要な生き方ではなかろうか、そう感じられた。